2024年10月5日土曜日

夫がトルコにやってきた〜またまたハプニングが続く その2〜

早朝、やっと空港で夫に会えてホッとし、ホテルに送ってもらった。
アーリーチェックインを頼んでいたので、きっと難なく部屋で休めるはずだ。

ホテルに着き、運転手さんのYさんは、私たちの荷物を運んでもらうためにホテルの中に入った。すると戻ってきたYさんが、荷物を運ぶキャリアーを押してきた。どうして?「私が運ぶことになったよ」と憮然とした顔でいう。そりゃそうだ。 

私たちはチェックインするために、フロントに行った。そこには「ようこそ」の言葉もなく、ニコリともしない、仏頂面のフロントマンがいた。前日ほとんど寝ていない私と、着いたばかりの夫は、疲れすぎて、チェックイン手続きを早々に済ませ、部屋に向かった。(後で気がついてけれど、朝ご飯の場所も、ホテルの情報も何も教えてもらっていなかった)もちろん、フロントマンは始終仏頂面のまま・・・とても嫌な感じ。そして、荷物はYさんが部屋まで運んでくれた。

部屋に入ると、事前予約していた部屋ではない。あることをお願いしていたのだけれど、違う部屋になっていた。すぐに、Yさんが「フロントに行って部屋を変えてもらうように頼むから、待っていてください。では、明日」と言って、帰っていった。

数分後、ノックの音とともに「また私」と、Yさんが立っていた。どうしてまたYさん?

その後の手続きも、全部Yさんがしてくれた。「私は、今日朝の2時半から空港で待っていたので、ヘトヘトです。」と。本当にまたまた、そりゃ、そうだ。とても申し訳なかったけれど、Yさんがいなかったら、私たちは自分で荷物を運び、自分たちで部屋の入れ替えをしないといけなかっただろう。彼には感謝しかない。ありがとう、Yさん!

白いワイシャツ姿がYさん
 Yさんが伝えたのだろう、翌日、フロントマネジャーから電話があり平謝りされ「部屋を変えましょう」と。でも、もう荷物を出してしまっていたので、面倒になり、ありがたく気持ちだけいただきますと、お伝えした。そうすると、フルーツの盛り合わせ、スナック、カプチーノとデザートが届き(後からわかったことだが、次に来た夫の知人の部屋にはワインもあった)彼の「今後、何かあれば遠慮なく私に連絡してください。本当に申し訳ございませんでした。」との謝罪の言葉に「いえいえ、それは全部代わりにしてくれたYさんにおっしゃってください」とお返しした。


やれやれ、ここで一件落着。

とはならず、実はこの夜、とても素敵なサプライズが今までトルコで経験したことのないような最悪なサプライズへと変わるのであった。

続く・・・