1996年から2012年まで、トルコに滞在していた間、国内旅行には長距離バスでの移動がほとんどでした。バスでの移動中、休憩所でのトイレは、入り口でお金を払って入りました。有料の割に、トイレの中はそんなに綺麗ではありませんでした。
ところが、今回友達夫婦と出かけた時、休憩に入ったガソリンスタンドのトイレに驚きました。ドアの横にある手のマークに手をかざすと、自動にドアが開き、出る時にも同じようにして出ます。トイレの中は、どこもかしこもピカピカ! そして、無料です。
手を洗う時にも、涙のようなマークに手をかざすと、石鹸が出てきて、川のようなマークに手をかざすと、乾かす温風が出てきます。水が出るのも、全て自動! コロナ禍で、どこにも触れなくてもいいように変わったそうですが、以前とのあまりの変わり様にただただ驚くばかりでした。
そして、ガソリンスタンドに隣接しているマーケットに「ONIGIRI」発見!値段は一つ79.90TL(日本円で約340円)高いです。サーモン照り焼き、カリフォルニア、ツナの三種です。売られてはいますが、買う人はいるのでしょうか?
そもそも「ONIGIRI」を「おにぎり」と読めるトルコ人が何人いるのかと思うと不思議です。というのも、トルコ語で「ONIGIRI」の「I」と「İ」は別の文字です。前者は「ウ(ウを発音する時の唇をもっと左右に引く)」で、後者は「イ」と発音するので、「ONIGIRI」をトルコ語読みすると決して「おにぎり」と読めないからです。日本の「KIRIN」を「クルン」と読むのですから・・・