2017年9月19日火曜日

イスタンブルから〜地元のスーパー・その1〜

私は海外・国内のどちらの旅行でも、地元のスーパーに行くのが大好きです。地元でしか売られていないものには、どんな物があるのかを発見するのが楽しみの一つです。

そこで今回のブログは、イスタンブル郊外にあるいくつかのスーパーについて書きたいと思います。写真がたくさんあるので、何回かに分けてご紹介します。

先ずは、トルコの人が大好きなチャイ(çay:紅茶)です。一日に何杯飲むでしょうか。職場には、チャイやコーヒーを作って運ぶのが仕事の人もいるほどです。友人は飲まないと頭が痛くなると言い、寝る前にも飲んでいます。生活の一部ですね。だから沢山売られているのだと思います。

棚の上の段にはハーブティーが売られていますが、下には1キロのお茶の葉が売られています。セイロンティーなどもありますが、多くはトルコの黒海地方で作られたお茶の葉です。
 1000グラムのお茶の葉の特売品です。でも、10%増の1100グラムも一緒に売られているので、1000グラムを買う人がいるのでしょうか… そして、その横には、5キロの砂糖が売られています。5キロです!一つの量が日本とは違い、多いです。
缶詰のコーナー
オイルのコーナー:手前がオリーブオイルでその先は、ヒマワリやコーン油、ヘーゼルナッツオイル

トルコ料理には欠かせないオリーブオイルです。大きなスーパーにいくと種類は、もっと豊富です。
オリーブの数々。同じ色のオリーブでも、味や塩加減が違います。トルコに住み始めた頃は、オリーブが苦手でした。でも、先ずグリーンオリーブを美味しいと思うようになり、その次に黒いオリーブも好きになりました。今では、いろんな種類のオリーブを何キロも買って帰ります。
トルコのピクルス

トルコのピクルスはトゥルシュ(turşu)といい、日本の古漬けのようです。たくさんの種類の野菜が漬けられています。キャベツや歯ごたえのあるキュウリなどもあり、白いご飯に合います。また、飛び上がるほど辛い唐辛子もあります。

私の住んでいた町には、このトゥルシュ屋さんがあったので、自分の好きな野菜のトゥルシュを買っていました。そこでは、つけ汁も売られています。つけ汁は、どうするか分かりますか。なんと、飲むのです!
トルコ南東部では、シャルガム(şalgam)といって、一見クランベリージュースのように見える飲み物があります。でも、それは全く甘くなく、これも漬け物のつけ汁のように、塩の入った酸っぱい飲み物です。知らずに飲むと、見た目から想像していた味と違いすぎて、びっくりすると思います。
量り売りのチーズコーナー
ベヤズペイニール(beyaz peynir)は、日本ではギリシャのフェタチーズと呼ばれていますが、どうしてトルコの白チーズと言わないのかとムッとします。こうしてブツブツつぶやくといつも夫は私のことを「トルコ民族主義者」と呼ぶんです。

この白チーズをスーパーで初めて見た知人は、お豆腐がたくさん売られていると勘違いし、嬉しくなったそうです。残念でした。

白チーズも一見、みんな同じように見えますが、それぞれに硬さも脂肪分も塩気も違います。オリーブもチーズも、味見をさせてくれるので、自分好みの味のものが見つかると思います。
右下の丸いのはバターでその横は三つ編みのチーズ、その上も網になっているチーズ
トルコでもブルーチーズが作られているそうです
右端のはカシャールペイニールといって、そのまま食べても美味しいですが、ピザやトーストにすると溶けて美味しいです。
 ハムやサラミ、ソーセージは牛肉や鳥肉を使うので、これに関しては豚肉を使う方が美味しいと思います。
左端のソーセージはスジュックといい、とてもスパイシーで目玉焼きと一緒に焼いて食べることが多いです。
牛肉と羊肉
チキン。七面鳥のお肉も見かけることがあります。
七面鳥は英語でターキー。トルコ語ではヒンディー(hindi)と言います。ヒンディーのもう一つの意味は、インドです。インドで七面鳥は何と言うのでしょうか…

チキンナゲットもあります。右端は丸焼き用のホールチキン。
パスタのコーナー



スパゲティーやマカロニだけでなく、いろんな形のパスタがあります。サラダにしたり、ピラフのように炒めて炊いたり、スープに入れたりと様々な料理に変化します。全ての種類を持って帰りたいですが、スーツケースの重量規定が…

では、続きは次のブログにて。