地下宮殿 |
甥っ子1はイスタンブルに2日半だけ滞在した。最初の1日半のイスタンブル観光に、やはり旧市街のスルタンアフメット地区は外せない。
まずグランドバザールからエジプシャンパザールへと続くお決まりの道を歩く。軒並みいろんな店が連なっているが、甥っ子1は買い物に興味がない。
次の日の最初は地下宮殿。チケットを買う列は長かったが、並んで売り場に到着すると外国人は1500TL。日本円で約5400円。目を剥いた。トルコ人は350TL。学生でも、トルコ人じゃないと割引なし。高い! 以前と全然違う料金体系になっている。
メドゥーサ |
メドゥーサ |
地下宮殿は、現存する東ローマ帝国の貯水池としては最大のもので、ビザンチン帝国のユスティニアヌス1世によって建設された約8万立方mの水を貯められたとされる巨大な貯水施設。中には336本もの大理石の柱が並んでいて、柱の土台にされた逆さや横向きのメドゥーサが有名だ。
1本にだけ模様のついた嘆きの柱 |
次に行こうとしたアヤソフィアは、25ユーロで約4300円、しかもチケット売り場には長蛇の列。イスラム教徒で礼拝のために入るのなら無料。友人は礼拝もしないのに自分だけ、ちょっと見てくると入ってしまった。ずるい!
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友人が入って撮った写真。ビザンチン時代の教会がオスマン帝国時代にモスクにされ共和国後には博物館になり世界遺産に登録されるが、それがまたモスクにされてしまった。 |
最後に、ボスポラス海峡のショートクルーズに出かけた。黒海まで行くと往復6時間もかかるため 2時間の短いコースにした。ドルマバフチェ宮殿、乙女の塔や、ルメリヒサル(ボスポラス海峡の最狭部のヨーロッパ側に位置したメフメット2世がわずか4か月ほどで建造し、東ローマ帝国の首都コンスタンチノープルの陥落の足がかりとした要塞)ベイレルベイ宮殿などを眺めた。
ボスポラス海峡のクルーズ船を待つ間。ガラタ橋の向こうに見えるのが新市街にあるガラタ塔
右側がヨーロッパ大陸の旧市街にあるトプカプ宮殿、左側はアジアサイド |