時々、どうしても我慢ができなくなり、食べたくなるものの一つが、トルコの朝ごはんです。
最近、近くのスーパーで、”トルコのパン「エクメッキ」”と書いてあるものを目にしました。えっ!トルコのパン?と、驚いたと同時に、エクメッキを手に取っていました。トルコのパン「エクメッキ」と書かれたパン |
このパンを買った帰り道、数日前から頭の中にいすわり続け、消えなかった「トルコの朝ごはん」を作り、ブランチにすることに決めました。
でも、どうしてもアラトゥルカ(トルコ風)にしかなりませんが… というのも、全てをトルコの食材にした「トルコの朝ごはん」を用意することは、至難の技だからです。
そこで、今回は
・トマトとキュウリのサラダ(タイムのドレッシング)
・茹で卵(クミン、パプリカパウダー、黒胡椒、唐辛子フレークがけ)
・チーズ(エスキカシャールチーズに似た母の作ったチーズ、裂けるチーズ、ヘリムチーズ)
・朝食用サルチャ(トマトペーストにスパイスが入ったもの)
・リコッタチーズ(カイマックの代わり)
・ハムとソーセージ
・オリーブ(緑と黒)
・オリーブペースト
・ジャムと蜂蜜
・パン(エクメッキ、クルミパン、栗入りパン、ブリオッシュ)
・チャイ
がテーブルに並びました。
買ったエクメッキの皮は、トルコで買う薪で焼いたエクメッキに似ていて、厚みがありましたが、中身はかなりみっちり詰まっていました。そのため、お腹にどっしりと溜まりました。
ブリオッシュに、リコッタチーズを乗せて、蜂蜜やジャムを塗って食べたところ、ポアチャに似ていて、とても懐かしかったです。
コロナ禍のため、今年の一月末トルコの学会に行ってから、もうすぐ一年が経とうとしています。せめて、朝ごはんを食べてトルコの気分を味わい、気持ちを収めようと思いましたが、逆にもっとトルコが恋しくなってしまいました。
一日も早く、コロナが収束することを、切に願います!