2020年11月3日火曜日

トルコ料理には欠かせない茄子とその料理レシピ(2)〜日本では生姜醤油が定番の焼き茄子がヨーグルトとともにサラダへ〜

 今回も、焼き茄子を使った簡単なサラダをご紹介します。

トルコの焼き茄子のサラダ(patılcan salatası:パトゥルジャン・サラタス)といえば、レモンとオリーブオイルで味付けしたものが、レストランのメゼ(前菜)によく登場します。しかし、焼き茄子をヨーグルトで和えたサラダも、とても美味しいです。

冷たい前菜として、パンに乗せて召し上がってみてください。

トルコのヨーグルトは、昼食や夕食に、食事のおともや、ソースとして使われます。果物が入った甘いヨーグルトも、売られてはいますが、食べるのはおやつとしてぐらいでしょうか。ましてや、朝ご飯にヨーグルトが出て来たことは、トルコ人家庭では経験したことがありません。お国が違うと、食材の使われ方も違います。

さて、今回の焼き茄子のサラダは、このヨーグルトで和えます。味が、ちょっと想像できないかもしれませんが、とても美味です。

焼き茄子の作り方や皮のむき方は、前回の(1)に書いてありますので、こちら(http://torukomeshi.blogspot.com/2020/10/blog-post.html)をご覧ください。

 では、材料と作り方をご紹介します。

材料                                         焼き茄子 、水切り無糖ヨーグルト、ニンニク、塩、オリーブオイル、イタリアンパセリ(または、普通のパセリ)

作り方                                       水切りヨーグルトを作ります。ざるにキッチンペーパーをしいて、その上にヨーグルトを入れ、冷蔵庫に数時間置きます。(前日の夜に入れたらちょうどよくなると思います。コーヒーフィルターを使う人もいるようです。)                 

焼き茄子の皮をむいて、好みの大きさに切ります。(ピューレ状にするより、切ったほうがテクスチャーがいいように、私は思います)

水切りヨーグルトに、すりおろしたニンニクと塩を入れて混ぜます。それを刻んだ焼き茄子に和えます。味見をして、塩が足りなければ足してください。(しばらく冷蔵庫で寝かすと味が落ちつきます)

容器に盛りつけ、その上からオリーブオイルをかけます。最後に、刻んだイタリアンパセリを振りかけます。

このサラダも、とても簡単で美味しいです。日本では、焼き茄子にヨーグルトを和えることは、珍しいので喜ばれると思います。是非お試しください。

 Afiyet olsun≒召し上がれ