2020年3月11日水曜日

うまみが凝縮されたドライトマトのオリーブオイル漬け〜絶品の調味料としても〜


トルコの友人に教えてもらって以来、うちでの万能調味料として重宝しているドライトマトのオリーブオイル漬けをご紹介したいと思います。

作り方は、いたって簡単です。
材料は

  • ドライトマト適当な大きさに切る(お好みで最初に少しもどしてから水分をとって漬けると柔らかくなります)
  • ニンニクのみじん切り
  • オレガノ
  • 黒オリーブ(種をとる)
  • オリーブオイル
材料を全部オリーブオイルに漬けて、保存するだけです。
漬けたビンを朝夕上下にし、一週間たてばできあがりです。
パンにつけると美味しいオリーブオイルがあれば、なおさら風味がでます。

取り出したものをそのまま、パンと一緒に食べても美味しいですし、くだいたクルミを振りかけても。

赤いトマトのうまみを発見したトルコ人は、それをペーストにすることで料理に取り入れたことは、本にも書きました。『トルコ料理の誘惑』のご注文(amazon)ここをクリックするとamazonに移動します)そのトマトをドライにすることによって、うまみがより一層凝縮されます。この凝縮されたうまみが、オリーブオイルに溶け出し、ニンニクやオリーブ、そしてハーブと調和し、絶品の調味料になります。

このオイルの美味しさを一番引き出したのは、キャベツでした。「キャベツがメインに変わる!」との、我が家での好評メニューです。(上のお皿はメインが乗る前の写真ですが)

作り方は、キャベツを8等分か、6等分にくし形に切り、オリーブオイルを入れたフライパンに乗せ、塩少々ふりかけ、少量の水を入れて蓋をして、蒸し焼きにするだけです。キャベツは少し焦げ目がついた方が美味しいです。
できあがったキャベツに粗挽き胡椒と、ドライトマト漬けのオイルをかけたら、あら不思議、本当にキャベツがこんなに美味しいのかと、驚きます。


同じようにして焼いたレンコンにも合います。ドライトマトは刻んで乗せました。(一見唐辛子のように見えますが…)


 ゆで卵も、おつまみに変身します。


パスタにかけても
チキンとキノコのソテーや
チキンと野菜の煮込みにも
ひとかけで、グッと味が引き立ちます。


このようにして、我が家では、いろんな料理に振りかけて味の変化を楽しんでいます。
現在もまだまだ、合う料理を探索中です。

皆様も是非お試しください。